前職は料理人。建築工事の知識などひとつもなく、まったくゼロからのスタートでした。施工管理の仕事は覚えることが多いため戸惑うこともありましたが、だからこそ何もかもが新鮮で、楽しみながら勉強していたことを覚えています。
特に開業前の公共施設や商業施設、大企業の工場や倉庫など、一般の人は立ち入れない場所で働けることは今でもワクワクしますね。現場を担当する中で大切にしているのは、職人さんたちとのコミュニケーション。工事の進捗や品質を管理する立場として、「ちょっと急いでほしい」「仕上げを修正してほしい」など、どうしても予定外のお願いをしなければならない場面があるのですが、そこで快く対応してもらえるよう、何でも話せる風通しのいい関係性づくりを心がけています。
工期の遅れを取り戻すために職人さんを20人集めて1日で一気に作業を終わらせた、なんて離れ業も!もちろんめったにないケースですが、いざというときに最優先で協力してくれる職人さんがいることもムトウの強みだと思います。
さらなる飛躍に向け、次世代を担う若手スタッフの育成がこれからの目標。
コスト意識や利益の出し方、品質へのこだわり、お客様や職人さんとの関わり方など、私たちが積み重ねてきたものをしっかり伝えていきたいと考えています。やればやるほど奥の深さがわかる仕事なので、ぜひ恐れずにチャレンジしてみてほしいですね。
熊本エリアでの工事案件を担当しています。世界最大手の半導体メーカーが熊本に拠点を展開するなど、数多くの大規模建設計画が進行中。その中で防水工事のプロフェッショナルである私たちにも大きな期待が寄せられています。
お客様からのオーダーに従うだけでなく、完成後の運用をイメージしながら仕様変更や追加工事を提案することも。建物の構造に対して必要な工事をプランニングし、実際にアイデアが採用されたときは大きな達成感がありますね。現地調査から見積、提案まで、施工管理でありながら営業職の醍醐味も味わえる仕事です。現場でのこだわりは誰と会っても元気よくあいさつすること。
もともとは右も左もわからない新人時代に「これなら自分にもできる」と、先輩のマネをしてはじめたことですが、社内外を問わず多くの人と関わるようになった今、とても大切な習慣だと感じています。技術や知識も必要ですが、それ以上に相談しやすい人に仕事の話は集まるものですから。
直近の目標は一級施工管理技士の資格を取得し、熊本での営業活動を強化していくこと。すでに多くのニーズがあり、お客様にお待ちいただいている状態なので、体制を整えることで確実に受注を伸ばしていきたいです。自分の努力が会社の成長にダイレクトに影響するのも手応えがあっておもしろいですね。資格や専門知識を身につけたい方にとって理想の環境ではないでしょうか。
マンションやオフィスビル、商業施設など、建築物の外装を塗り直すことでイメージを一新するリニューアル事業に取り組んでいます。
建設会社や不動産管理会社、管理組合といった長期修繕計画の実施者が主な商談相手。カラーシミュレーションや塗料の選定、建物の構造に合わせた施工方法の提案、スケジュール調整まで、ご要望をヒアリングした上で施工プランを立案します。老朽化した建物が美しく生まれ変わる。自分の提案が街の景観の一部になる。そんな瞬間に立ち会えることは営業にとって最高のやりがいです。
営業活動の中で特に力を注いでいるのは、スピード感をもって対応することと、常に複数の選択肢を用意すること。お客様や案件によって優先順位が異なるため、いろんなパターンを検討していただけるようコストパフォーマンス・工事期間・品質のバランスを考えながらプランを立てています。日々の積み重ねがついに実を結び、念願だったスーパーゼネコンの1社からホテルの外装工事を受注。これを足掛かりにさらに取引を拡大していくため、専門知識をさらに深めながら提案力に磨きをかけることが直近の目標です。
ビジネスの規模がまったく違うスーパーゼネコンを相手に自分の営業スタイルが通用するのか、そしてムトウの技術がどう評価されるのか。新たな展開を私自身楽しみにしています。こうした挑戦をまかせてもらえることも当社の魅力のひとつですね。
子どもが小学校に入学したこともあり、このタイミングであらためて正社員として働こうと就職活動を開始。たくさんの企業を調べる中で最も魅力的だったのが当社です。女性の働きやすさ向上や残業削減に取り組んでいることを知り、「ぜひここで働きたい」と思いました。子どもの学校行事を優先させてくれたり、定時で帰れるようにお互いをサポートしたり、子育てと仕事をうまく両立できる環境。柔軟な対応にいつも感謝しています。
業務内容は営業事務。工事で使用する材料の発注や仕入れ、在庫管理、請求書作成、伝票処理などを担当しています。仕事を進める上で大切にしているのは、些細な変化や違いを見逃さないこと。
何が・いつまでに・いくつ必要なのか、商品名や色を間違っていないかなど、ひとつひとつきちんと確認するように努めています。営業スタッフや技術スタッフに代わって材料の特性や納期についてメーカーに問い合わせたり、自分で調べてみることも。直接工事現場に行くことはありませんが、人の役に立てる仕事に日々やりがいを感じています。
ちなみに社内ではたくさんの専門用語が飛び交っていますが、実は今もほとんど意味がわかっていません(笑)。それでも事務職に限ってはあまり困ることはないので、「むずかしそう」とか「勉強が大変そう」と心配せず、安心してご応募ください。もちろん通常業務は丁寧に教えますし、質問や困ったことがあればすぐに答えます。